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ものづくりを伝える商売人たち あきんどに会いに行こう

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今回TAROEは、中崎町と千日前道具屋筋のあきんどに会いに行きました。
彼らの目に、ものづくりはどのように映っているのでしょうか?

中崎町イメージ

中崎町

軒の低い古民家、曲がりくねった路地。奇跡的に空襲の被害を逃れた中崎町は、梅田から徒歩約10分でありながら昔ながらの趣きをとどめる街です。
店主こだわりの品物を扱う、個性豊かな店が集まっています。

1店目 化粧筆 さくら堂

店長 速水 規里(はやみ きり)さん

店長 速水 規里(はやみ きり)さん2

あきんどのテーマ

化粧筆の素晴らしさを広めようとさくら堂を始めました。スポンジやパフと比べると、化粧筆って扱いが難しそうな、敷居の高いイメージがあるでしょう? 私もそう思っていました。だからこそ、初めて使ったときの印象は強烈でしたね。「めっちゃ楽」だったんです。楽にキレイになれる。何より、筆を走らせる間の肌触りが心地良い。これは筆師の技の賜物でしょう。筆は、リスやヤギの天然毛を筆師が1本ずつ束ね、細かい枝毛を取り除き、手間暇かけてつくり上げるものです。その手のやさしさや一生懸命な気持ちが伝わるから、こんなに気持ちが良いんじゃないかしら? ただ、どんなに良いものもとっつきやすくなければ多くの人に親しんで頂けません。リーズナブルな価格で質の良い筆を提供していけるよう、問屋さんと日々構想を練っています。私がお客様の声を問屋に伝え、問屋から職人へと伝える。私の仕事は、化粧筆を身近なものにしていくための橋渡しですね。

店内風景

速水さんが選ぶものづくりの一品

大阪の職人が組んだフェイスブラシ
①扱いやすさ
しっかりとした持ち応え。
化粧筆初心者にもとっつきやすい筆です。
②柔らかさ
リーズナブルなお値段にも関わらず、
高級品にひけをとらない気持ちの良い感触です。
③持ち運びやすさ
化粧ポーチに難なく収まる大きさ。
使うときにはスライドさせて、ブラシの毛の長さを調節できます。

2店目 いえみせKocoro

店長 仲川 久美子(なかがわ くみこ)さん

店長 仲川 久美子(なかがわ くみこ)さん2

あきんどのテーマ2

手づくりの魅力に気付いたのは十数年前、奈良の山奥で過ごしたときのことです。見渡す限り山と川だけという場所で、ある人は草木染めの衣服をつくり、ある人は器をこしらえて生活していました。お店の商品をつくっているのはほぼ全員そこで知り合った方たちです。自然の力を借り、心を込めてつくられた品々は、エネルギーに満ちあふれていました。私が感じ取ったエネルギーや"創造する力"を色々な方々に届けようと、中崎町にお店を構えたんです。けれど、私がお客様に提案させて頂きたいのはシンプルなこと。例えば食卓に手づくりのグラスや器を1つ取り入れるだけで、随分豊かな気持ちになれると思うんです。手づくり品は一つひとつ微妙に違いがあるから、誰もが真剣に、楽しみながら選びますよね。「これだ」って惚れ込んだものには愛着も湧くし、触れているだけでほんのり幸せな気持ちになれるはずです。ご来店くださる方に、そんな"小さな幸せ"を届けられれば本望です。

店内風景2

仲川さんが選ぶものづくりの一品

大阪のステンドグラスアーティストがつくったKocoroの看板
①色遣いのメリハリ
ステンドグラスは"1枚の絵"ですね。
互いの色を打ち消し合うことなく、見事に調和しています。
②光とのコラボレーション
光に反射してきらめき、ゆらめく。
光線の加減によって、自由自在に表情を変えます。
③風合い
表と裏でデコボコや色の具合が違うのも、
また楽しいですね。