TAROEは大阪のものづくりの魅力を発信しています!

大阪生まれが日本を沸かす!

ホーム > TAROEコラム > 大阪生まれが日本を沸かす!vol.09 回転寿司

vol.09 回転寿司

伝統と革新の大阪の食「回転寿司」

全国で活躍する様々な大阪生まれのもの。日本だけではなく、世界中の人々から愛されている『回転寿司』も実は大阪生まれなんです。

マグロ! エビ! イクラ! タマゴ! 回る、取る、食べる! もう何皿でも食べれちゃう『お寿司』。NHK放送文化研究所世論調査部のアンケート(*)によると日本人の7割がお寿司を『好き』と回答した日本のアイドル的、じゃなくて国民的料理。日本だけではなく、世界各地でも愛され、すでに"sushi"は世界共通語。もしかしたら世界で一番有名な『日本食』かもしれません。いまや、寿司屋の大半が、ベルトコンベアにお寿司を載せて回す回転寿司。手ごろな価格で、エンターテインメント性も抜群。まさに『早くて、安くて、美味い!』の代名詞とも言えます。実は、この回転寿司、大阪生まれだって知っていましたか?

ことの始まりは東大阪市で『立ち食い寿司』を営んでいた白石義明さんがビール製造に使用されていたベルトコンベアを見て思いついたのがキッカケ。幸い、お店は中小企業の工場がひしめきあう東大阪。周りの職人たちに協力してもらいながら、長年の月日を費やして『旋回式食事台(回転寿司用ベルトコンベア)』が完成。ベルトコンベアにお寿司と夢を載せた世界初の回転寿司、『廻る元禄寿司』が1958年に開店しました。アレやコレやと、お客さんを楽しませる気持ちを忘れない大阪の商人精神が生んだ回転寿司。『オモロイモン好き』という大阪人の気性に合ったのか、回転寿司は話題を集め、1970年3月には大阪万博(日本万国博覧会)に出展。それを皮切りに全国展開が進んでいきました。

それまでの寿司屋といえば高級で、店には値札のないメニューがズラリ。「お、お金足りるんかな……」と、ドキドキしながら食べる料理でした。そんな寿司を、手軽な大衆食にした大阪独自の『オモロイモン好き』精神。さすが、創意工夫の街、大阪やでぇ!

(*)出典:NHK放送文化研究所世論調査部「日本人の好きなもの 」(2008年)

伝統と革新の大阪の食 回転寿司