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畳職人 谷口 雅裕(たにぐち まさひろ)さん

畳をつくって25年。畳づくりのベテラン職人である谷口さんは「目の前のことを努力し続けること」が大切だと話します。
根気よく目の前のことを!
実は、私も初めはこの仕事が続くかどうか、わかりませんでした。畳の重さは約40キロ。毎日、重いものを何十枚も運んで、腰も痛めますし、辞めたいと思ったことも1度や2度ではありません。それでも毎日、目の前の仕事に取り組んでいれば、いつの間にかこの道で食べていけるだけの技能が身に付いていました。『技能』というのは年月が経つと必ず身に付いてきます。なので、一番大切なことは『根気よく頑張ること』でしょうか。それに、『良い畳』をつくれるようになると仕事もだんだん楽しくなっていきますね。自分がつくった畳を新築の家にピシっと敷いたときは、気持ち良いですよ。
ありがとうで和らぐ
重い畳を担ぐ仕事なので、畳職人には腰を痛めている人が多いんですよね。それが原因で辞めていく人もたくさんいます。私も入社後10年間は、営業の担当であちこち飛び回っていたので、そのときに腰を痛め、今でもあまり良くありません。正直、辛いことのほうが多い仕事です。それでも、お客さんから『ありがとう』と言われると腰の痛みが和らぐほど、元気がでますね。
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