
石原商店は、化粧用パフ、ボディケアグッズなど『自分を磨く』化粧雑貨を企画・開発する企業です。日本初のナイロンパフを世に送りだし、光触媒パフなど多数の看板商品を持つ同社。その背景には、『年間12アイテム』を目標に商品を発案し、ミシンを走らせて試作品を縫製し、試行錯誤を重ねる企画室の存在があるのです。
株式会社 石原商店大阪市天王寺区細工谷1-3-14
従業員数 40名
URL: http://www.ishihara-shoten.co.jp/
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石原商店は、化粧用パフ、ボディケアグッズなど『自分を磨く』化粧雑貨を企画・開発する企業です。日本初のナイロンパフを世に送りだし、光触媒パフなど多数の看板商品を持つ同社。その背景には、『年間12アイテム』を目標に商品を発案し、ミシンを走らせて試作品を縫製し、試行錯誤を重ねる企画室の存在があるのです。
株式会社 石原商店

新商品企画・開発 小谷 奈緒子(こたに なおこ)さん(28歳)
「仕事を始めたころは、自分の手掛けた商品がお店に並ぶのが嬉しくて、嬉しくて」と話す、小谷 奈緒子さん。入社5年目を迎え、今では企画室のリーダーを務めています。
ゼロから商品をつくる
日々の暮らしで「不便だな」「できたら良いな」と思ったことを、ノートに書きだす。ドラッグストア、雑貨屋。あらゆる場所に足を運び、商品を見て良い点と改善点を探す。「このぬいぐるみの素材で顔を洗ったら、案外気持ち良いかも? なんて。一見美容とは関係のなさそうな場所にも、ヒントは転がっています」。そう話すのは、ファンデーションを塗るためのスポンジやパフ、ボディケアグッズなど、化粧雑貨の企画・開発を行う小谷さん。
大学で製品デザインを専攻し、卒業後は広告デザインの道へ。5年前、自分自身がユーザーである『化粧雑貨』づくりに惹かれ、石原商店へ転職しました。
商品企画と素材の選定に始まり、型紙作成、試作品の縫製。図面を起こし自社工場へ指示書を出すところまで、一貫して行います。並行して、商品パッケージのデザインも。「まさに、アイデアが生まれた瞬間から、出来上がったものが店頭に並ぶまで。全ての過程に携わります。学生時代に学んだこと、前職で身に付けたことそれぞれが、今の仕事に役立っています」
つながりを感じながら
小谷さんにとって、とりわけ印象に残っている出来事があります。「数年前、ビニール手袋で保湿するハンドケアが、メディアで話題になりました。スキンケアの時間をより楽しくしたい、というテーマが私には常にあって、同じ手袋でも、無地より、可愛いものの方がきっと気分も上がる。模様入りの手袋を思い付いたんです」。しかし、工程やコストの関係で「不可能」、とあちこちの工場に断られ続ける毎日。必死に会社を探し、関西のとある手袋メーカーと出会いました。全て国産・高品質の手袋にこだわる担当者と、打ち合わせに打ち合わせを重ね、ついに商品化へ。「無理、と諦められていた商品を発売にまでこぎつけた、達成感が忘れ難い。メーカーさんとも、それを機にお付き合いが始まって」
今では、そうした取引先の工場で職人さんと話すひとときが、一番好きな時間なのだそうです。「私のつくる商品も、日常の様々なものも、多くの人とのつながりの中で生まれているのだと実感するんです。ものをつくる人が、日本を支えてんねんな! と」
夢は「ロングラン商品をつくること」と言う小谷さん。「新商品が多くの人の目に留まるには、デザインや、コピーの説得力が命。でも、同じ商品をリピートしてもらうためには、中身の質がものを言いますよね」
長く愛される商品をつくるため、日々街を歩き、工場へ通い、研究を重ねています。