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ものづくり現場レポート

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硝子職人 方山 敏彦(かたやま としひこ)さん

硝子職人 方山 敏彦(かたやま としひこ)さん

ベテラン職人に聞いた!若者へのメッセージ

ガラス瓶を製造して57年の熟練工である方山さん。「自分が決めたことを最後までやり通す」ことが大切だと話します。

努力なくして上達はない!

若い職人にはよく『向上心』を持ってほしいと話しています。『自分で学んで、研究すること』、これが一番大切です。こちらからいくら言っても、向上心がない人にはなかなか伝わりません。自分で興味を持って、練習したり、勉強したりする。それは、全てが自分のためになります。努力なくして技能の上達はありえません。『アレをやろう』『コレをやろう』と何度も仕事を変えるよりも、『自分がコレ!』と決めたら、最後までやり通すことが大切だと思います。

ものづくりの"やりがい"

私自身も、57年間ガラス瓶づくりをしていますが、まだまだ修行中です。技能に終わりはありませんから、ずっと勉強ですね。この歳になっても新しい発見が日々あります。『自分で満足のいく製品』ができたときがこの仕事の最大の喜びですね。半人工製瓶の良さは職人が1点1点気持ちを込めてつくっているところです。自動製瓶では表現できない『味のあるガラス瓶』をこれからもつくっていけたらと思います。

努力なくして上達はない!

ガラス瓶ができるまで

西日本で唯一、半人工製瓶でガラス瓶をつくる酒井硝子。小ロット多品種を得意としており、1本1本、職人の手でつくられたガラス瓶は、工業製品でありながら、まるで芸術作品のようです。

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ガラス瓶ができるまで

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溶解
坩堝(奥村坩堝製作所産)にガラス原料を入れて、1500度まで加熱します。約20時間でガラス素地ができあがります。

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素地(きじ)巻き
鉄の竿を巧みに操り、溶けたガラス素地を巻き取っていきます。コツは「気泡やシワができないよう、滑らかに巻き取る」ことです。

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粗型(わんがた)
続いて、巻き取った素地を粗型(金型)に流し込みます。このとき『機械使い』と呼ばれる職人がハサミで素地の量を調整します。

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本型
タイミングよく本型を閉め、エアーを吹き込み、ガラス瓶を成形します。

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完成
その後、1本ずつ全品検査が行われ、完成となります。清酒、焼酎やウイスキーなどの容器に酒井硝子のガラス瓶が使われています。

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